結婚式もあげておらず、新婚旅行にも行かなかったので、結婚して20年以上経つ主人と旅行は全くしたことがありませんでしたが、子どもの手が離れたこともあり、二人揃って出かけられるうちに少しずつと思い立ち、初めて二人一緒に秋も深まる10月の中旬頃、山梨県の甲府方面に日帰りバスに乗って旅行というものに行きました。自分の誕生日に近い日でもあり、ホリデー 日帰り旅行の懸賞でひとり分は当選したのもあり、二人で出かけることとなりました。

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山梨県では有名な昇仙峡に行き、バスの中でガイドさんの話を聞きながらその地区の情報を学び、その後バスを降りて周りを散策しました。大勢の観光客がすでに来ており、マイナスイオンがあふれる滝をバックに写真を撮っている人が多かったです。そのあと、ジュエリーを自分で作ることができるという場所に行き、私は指輪を、主人はネックレスを作りましたが、磨くことできらびやかな出来栄えとなりとても満足することができました。

また、武田神社へお参りに行き、信玄アイスを食べました。あまり食べ過ぎるとお腹がふくれてしまうので、主人と分けることにしました。彼はあまり甘いものが得意ではないので、結局自分がほとんど食べてしまいましたが。昼食は石和にある響の里で、風林火山御前というほうとうや焼き魚、ほたてなど多くの種類の入ったおいしい料理を食べることができましたが、その食事中に太鼓の演奏があり、迫力ある演奏に味覚と聴覚と視覚が刺激されとても充実した時間を過ごすことができました。

日帰り旅行とは1日の限られた短い時間の中で、何箇所もまわることができるスケジュールを組みこまれており、その一つ一つの場所でとても楽しい時間を過ごすことができるように工夫がされていました。自分は太鼓の演奏がとても好きだったので、食事のときにその楽しい時間を持つことができてうれしかったです。太鼓の音が体に響く様子や、また、太鼓を叩いている人の動きには、見る物をとても魅了させます。また、違う日にも来てみたいという思いも出てきました。

ほかには、昇仙峡の売店で売っていた蜂蜜の効用を聞いて勉強になったところがありました。この日の前日に自分は飲み会があり、ちょっと飲み過ぎていて、お酒が残っているところがありましたが、試食できた蜂蜜が二日酔いに効くという話を聞き、少量であったにもかかわらず、その効果を感じることができた気がしたところに不思議さを感じました。旅行では、景色を見て、その場所の様子を聞いて学び、物作りも企画されており、私たちを飽きさせない工夫がされており、とても満足した一日を過ごすことができました。

困ったこととしては、初めてのバス旅行であったこともあり、ガイドさんより、自由行動前には「何時に集まってください」と集合時間を前もって知らせてくれていたにもかかわらず、1箇所目の場所の散策で同行していた人たちが遠くへ行っていたので時間的に大丈夫であろうと思っていたら、いつの間にかその人たちは戻ってきており、自分たちが時間ぎりぎりになってバスに戻ってしまったら自分たちが最後であったということがあり主人に「だからもう時間だよって言ったじゃん」と言われてしまったことです。ついついゆっくりしてしまい、多くの方に迷惑をかけてしまったので反省しました。

全体的には初めて行ったところが多かったので、一つ一つにその場所の良さを感じることができました。行ったその場所だけでなく、バスで通ったところの景色についてわかりやすく話してくれたたガイドさんの物知りにはとても感心させられました。ジュエリーやさんでは、小さな指輪の原型が壁一面や、階段の1段1段にちりばめられていたことにも感動することができました。

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10月中旬、日中はまだ少し暑いけれど秋を感じられる季節に、大阪出発~京都にある酒造見学~滋賀県のイタリアンレストランでランチ~京都のビール工場見学のツアーに私と主人とで参加しました。個人では工場見学に申し込む事を手間に感じてしまいなかなか行く機会を持てませんでしたが、お酒が非常に好きでその製造過程も詳しく知りたいと常々思っており、更には酒造・ビール工場での試飲とお土産ありという言葉に惹かれて参加しました。主人も私もお酒が好きですがふたりで行くとどちらかが我慢しなくてはならなかったので、バスツアーで連れて行ってくれるならふたりでお酒が楽しめる!と主人もうれしそうに参加を承諾してくれました。

京都

まずは京都市伏見区にある黄桜伏水蔵で日本酒や地ビールの製造過程の見学をしました。こちらはガイドがいらっしゃらず各々自由に見学でしたが、順路の案内や製造過程の説明がとても丁寧で楽しく過ごせました。大体一時間ほどで見学を終了し、昼ご飯を食べるために滋賀県に向かい、お洒落なイタリアンレストランでフルコースを頂きました。ドリンクは飲み放題で、更には主催社様のご厚意でワインのプレゼントがあり大満足、フルコース内容は前菜盛り合わせ・パスタ・魚料理・肉料理・デザートとボリュームのある内容でした。

昼食後は京都の長岡京市にあるサントリーのビール工場見学です。こちらは始まりから終わりまでガイドがいらっしゃり、説明をして貰いながらの見学でした。そして最後はビール三杯までの試飲です。その後は帰路につきましたが、とてもいい思い出になったツアーです。
昼食を食べたイタリアンレストランでは、1テーブルに6人が座れるようになっており、スペースの都合上相席必須の状況でした。私は主人と二人での参加でしたので他のご夫婦との相席となり、はじめは少しではありますが面倒だなと感じていました。しかし、主催社のご担当者様がご挨拶と相席になった事のお詫びに見えられ非常に心尽くしを感じました。それに、相席で面倒だと感じた事も前菜が出てくる間くらいのもので、以降は初対面であったご夫婦とワインやビールを酌み交わし、色々なお話を聞かせて頂き大変楽しい時間を過ごせることが出来ました。相席のご夫婦は丁度自分達の両親と年齢が近く、人生の先輩として沢山の為になるお話や興味深いお話をして下さり、短い時間ではありましたが本当に貴重な体験が出来たので参加して良かったなと感じています。その後はバスの中でもそのご夫婦とお話しする様になり、移動時間では退屈を感じる暇もなく、解散場所にバスが到着するまで楽しい旅行でした。

道路の混雑で少し行程が押され気味になってしまい、帰りのバスではサービスエリア休憩がありませんでした。その前にビール工場見学で結構な量のビールを飲んでいた為、非常に用を足したかったのですが、解散場所にバスが到着するまでは我慢をせざるを得ない状況で辛かったです。また、バス内では寝られている方も多く、観光場所に到着して乗客の乗り降りがある度に全席の座席が段々と倒され、最終的には自席のスペースがとても狭くなってしまい快適とは言えない道中でした。

他には、帰りのバス内で「〇〇の料金所のゲートを通る時間を当てる」というクイズが催され、予想時間を記入する紙が配られたのですが、そういった催しをある事は知らされていなかった為筆記用具がなく困りました。主催社様に言えば筆記用具を貸して下さったのですが、やはり持ってきていない方が多く回答時間内に筆記用具を借りて記入できた方は全体の2/3くらいの数だったのではないかと思います。それに関しては少し残念に思いました。

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夫と、春に金沢を旅しました。夫の休みが取れるのが春で、義父の出身が石川県ということで、かねてから行きたいと思っていたバス旅に申し込みました。ただ、夫は乗り物に酔う方で、長時間のバス旅は心配でしたが、なんとか無事に旅を終えることができました。新幹線も通るようになり、テレビでも金沢を取り扱う番組がとても多く、それも行先を金沢にした理由です。京都よりも近く、また神秘的なところが魅力的に思えました。

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金沢駅前と、茶屋街が印象に残っています。特に茶屋街は昔風の建物が多く、タイムスリップしたような気持ちになりました。しかしお店の中に入ってみると、珍しい金箔入りの化粧品や、プリン、お菓子など、どれも目を奪われるものばかりでした。また、添乗員さんおすすめのお菓子、中田屋のきんつばがとてもおいしくて、自分では絶対買わないけれど、おすすめしてくださったおかげで購入することができました。このきんつばはあまりにもおいしくて、自宅に戻ってきても物産展があれば購入するようにしています。

当日の夜の食事は居酒屋さんで、お寿司が出ました。金沢独特のかぶら寿司というものでとてもおいしかったですが、量が足らず、他のお客様も別の料理を注文していました。但し実費がかかるので、それが残念でした。私もねぎとろを実費で注文しましたが少ししか出てこなくて、それは残念でした。お酒も頼むと結構な金額になってしまいましたが、せっかくに旅なのでお金のことばかり考えず楽しもうと気持ちを切り替えました。

添乗員さんとのコミュニケーションが一番楽しかったです。私たちの添乗員さんは40代位の男性の添乗員さんでしたが、とても一生懸命に働いているので、なるべく手をかけないように、時間通りにバスに戻るようにしていました。毎回バスに戻るたびに点呼したりして大変そうだったので。夕飯のお寿司の時も、添乗員さんは隣に座られていたので、次の日の見所や、今までの面白い話など伺いました。でも、グループの面倒をみるためにお寿司も飲み込むような感じで食べられていて、気の毒に感じましたが、それほど真剣に我々を添乗してくれていると思い、すごく心強かったのを覚えています。

要所、要所、おいしいお菓子などを紹介してくださり、お寿司だけで足りなかったお腹に、とびきりのバームクーヘンなど紹介していただき、お腹を満たしたことを思い出しました。添乗員さんとお別れするときは、夫とともにとてもさみしくなりました。バス旅のいい所は、普通の生活では出会えない人と出会い、旅行するということにあると思います。

夫は乗り物に酔いやすく、酔い止めを飲んで旅をしていたのですが、1日目を過ぎ、宿に帰ったら体調を崩してしまい、風呂にも入らず寝込んでしまいました。翌朝は7時30分にバスに乗らなくてはならないのですが、とてもバスに乗れそうな雰囲気ではなく、どうしようかとひどく心配になりました。翌日の行程には出ず、帰りの新幹線に間に合うようホテルを出たほうがいいのか、困ってしまいました。

確かにバス旅は、いろんな観光地をノンストップで巡るため、効率はいいのですが、自由時間がないため、体調が悪くなっても、とにかくバスに乗らなくてはならず、それがとても困りました。幸い夫は元気を取り戻し、バス旅行に復帰できましたが、そこが懸念点でした。こういう場合、女性の添乗員さんのほうが体調の相談はしやすいかもしれません。男性の添乗員さんには、少し言いにくい気がいたしました。あと、お子様を連れている方たちは、バスに乗り込むのがいつも遅く、出発時間が少し遅れるということがありました。団体行動の際はいつも早め早めに行動した方が良いと思いました。

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日帰りバス旅行は、地区の農業関係者の研修旅行に夫婦で行ったことがあります。その時の人数は20名ほどで、50代から80代くらいの男女です。バスは大型バスで、2席分を自由に使うことができたので、荷物を手元に置くこともできてよかったです。季節は稲刈りが終わった後の11月中ごろで、行先は長崎県の南部の諫早市、島原市などでした。目的は耕作放棄地を利用した蕎麦栽培地を現地で見ること、また普賢岳噴火による農家の被害や実情を知ることでした。

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まず訪れたのは、諫早市の高木町役場です。こちらで耕作放棄地を利用した蕎麦栽培に取り組んでいる団体の代表のお話を聞きました。代表の方は元サラリーマンということで、自分が資金を出して耕作放棄地の整備にあたり、仲間を徐々に増やしていき、ようやく今年初めて蕎麦の収穫があるということを聞きました。そして実際に諫早湾干拓事業地を眺めることができる高台にある蕎麦栽培地を実際に見学しました。そのあとは団体が経営する道の駅に行き、販売しているそばの試食をしました。そばの麺の色はやや緑がかっていて、つなぎが入っているということで普通のそばと変わらない印象でした。ここを出てから、雲仙市の小浜町へ移動し、旅館での食事となりました。お刺身が大量にあり生ビールが飲み放題ということもあり、少し食べすぎました。そのあとは島原市へ移動してがまだすドームで普賢岳噴火災害の様子などを見学しました。

この旅行で面白かったのは、やはり蕎麦栽培のことについて語った方の話です。代表さんが頑張って機械代など1000万円くらいを自前で払っているので、取り戻せるのか心配だということ、また「幻の高木蕎麦」とネーミングしたおかげで全国版のマスコミに取り上げられて、まだ蕎麦も収穫していない時期から大量に注文が来てしまったことなどはかなり笑えるエピソードでした。また楽しかったことはやはり食事です。橘湾や足湯などを見下ろすガラス張りのきれいな食堂で、美味しいお刺身と冷たい生ビールを飲むのはすごく贅沢でした。食事時間も2時間ほどとってあったので、ビール以外にも焼酎を飲めましたが、バスに乗れば眠ることもできるの安心して飲むことができたのはよかったです。

がまだすドームでは、普賢岳噴火を実際に体験する立体映像がありかなりの大迫力で、お尻がムズムズするような感触がありました。島原市や雲仙市は雲仙岳があるおかげで温泉が豊富ですが、雲仙岳が一旦噴火したらものすごく大変なことになるので幸せも不幸も紙一重だなと感じました。

旅行自体はすごく楽しかったのですが、同乗したバスガイドさんが新人でバスの移動中はかなり頑張ってしゃべり続けるのには参りました。バスに乗っている私たちは長崎県人なので、諫早や雲仙、島原は何回となく行っている場所です。しかしこのバスガイドさんはかなり勉強してきたことを披露したいらしく、有明海の海苔養殖の仕組みとか諫早湾干拓地の騒動のこと、小浜市の温泉の歴史や観光案内、島原の乱などこと細かくしゃべるのです。バスに乗って1時間くらいは周りの人の反応はありましたが、あまりにも話が細かいためそのうち誰も聞いていない状況になってしまいました。若いバスガイドさんはかわいそうだとは思いましたが、歌でも歌ってくれたほうがよかったかなと思いました。

また失敗談としてはお昼の食事で食べすぎ、飲みすぎたことです。帰る途中の高速道路でどうしてもトイレに行きたくなりましたが、県内の高速道路のためにサービスエリアなどはなく必死に30分ほど耐えました。やっと高速道路終点地点で卸してもらい、スーパーのトイレに飛び込みました。楽しい旅行を台無しにしてしまう所で反省しています。

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主人と春の高校野球を見に行きました。主人が卒業した高校の試合です。春の高校野球に選抜校として出場することとなり、その応援を目的とした日帰りバス旅行の募集に参加しました。行先はもちろん兵庫県にある甲子園球場です。朝早くに出発し、試合に間に合うように向かいます。参加した人がみんな関係者なのかはわかりません。私のように家族のだれかが出身校だからという理由かもしれませんし、野球が好きだからという人もいたと思います。同じ県だから応援したいという人もいたかもしれません。

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朝早くに出発しました。確か6時くらいに集合だった記憶があります。朝が早かったため、朝食がでました。ただ、簡易的なお弁当という感じでした。お昼前に終わる予定だったので、お昼はついていませんでした。バスに乗ったところで、応援に必要なアイテムが配られました。その高校の帽子は販売されていないものなので、たぶん高校野球が好きな人にはたまらないアイテムだったと思います。

私は全然野球について詳しくはなかったのですが、応援アイテムが配られたことで少し気分が上がりました。甲子園へ行くのも初めてだったので、とてもウキウキした気持ちになりました。目的地である甲子園から少し離れた専用駐車場で降り、歩いて会場まで向かいました。ガイドの人に付いて行きながら、中へ入りました。

案内された席は生徒のいる席からも近く、思っていたよりも近くで選手を見ることができて熱気が伝わりました。その高校の生徒ではないのですが、やはり目の前で見る高校野球は感動的でした!自分の高校の予選は観たことがありますが、全国レベルでの試合は初めてでした。遠くからはるばる来ているのはどの高校も同じで、そこへの思いも同じなので、私としてはどちらにも頑張ってほしいという思いで観戦しました。結果は私たちが応援している高校が敗退することになりましたが、とてもいい思い出ができたと思います。

帰りはさすがに朝早かったこともあって眠ってしまいましたが、自分で行くよりも楽ですし、かなりいい席で観戦できたのでとても満足しています。主人も負けてしまって残念そうでしたが、その悲しい気持ちのまま、また長い道のりを運転して帰るのも大変だと思うので、バスツアーに参加して良かったです。また、そのツアーでないと応援グッズが手に入らないので、参加してよかったなと思いました。同じようにバスのツアーで参加した人もいたようで、歩いて会場に向かう際に出会いましたが、帽子などのアイテムを持っている人はいないようでした。

甲子園球場は屋根がないので、日焼けに困りました。これが夏の甲子園だったらどうなるのだろう?と心配になるほどでした。午前中の試合で尚且つとても天気が良かったので、日焼けが気になりました。バスの中であらかじめ日焼け止めを塗っていたのですが、汗をかくほど天気が良く落ちてしまうのでは?と不安に思いました。帽子を自分で用意していなかったので、応援グッズとして高校の帽子が配られたのは助かりました。あとは朝が苦手なので、早く起きなければならないという点は少し困りました。その点以外は特に問題なかったように思います。

自分で向かう場合は駐車場もかなり料金が高いようですし、交通費もばかになりません。たぶん席もそれほど良いところではなかったと思います。食事も朝だけですがありましたし、いい席で観戦できたので全体的に満足しています。試合は負けてしまいましたが、近くで選手が頑張っている姿はいつまでも記憶に残ります。なんとなくバスで向かった人たちが初めは他人に感じられたのが、試合後は仲間のように感じられたのも良かったなと思います。

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