春の金沢を満喫

夫と、春に金沢を旅しました。夫の休みが取れるのが春で、義父の出身が石川県ということで、かねてから行きたいと思っていたバス旅に申し込みました。ただ、夫は乗り物に酔う方で、長時間のバス旅は心配でしたが、なんとか無事に旅を終えることができました。新幹線も通るようになり、テレビでも金沢を取り扱う番組がとても多く、それも行先を金沢にした理由です。京都よりも近く、また神秘的なところが魅力的に思えました。

金沢茶屋街.jpg

金沢駅前と、茶屋街が印象に残っています。特に茶屋街は昔風の建物が多く、タイムスリップしたような気持ちになりました。しかしお店の中に入ってみると、珍しい金箔入りの化粧品や、プリン、お菓子など、どれも目を奪われるものばかりでした。また、添乗員さんおすすめのお菓子、中田屋のきんつばがとてもおいしくて、自分では絶対買わないけれど、おすすめしてくださったおかげで購入することができました。このきんつばはあまりにもおいしくて、自宅に戻ってきても物産展があれば購入するようにしています。

当日の夜の食事は居酒屋さんで、お寿司が出ました。金沢独特のかぶら寿司というものでとてもおいしかったですが、量が足らず、他のお客様も別の料理を注文していました。但し実費がかかるので、それが残念でした。私もねぎとろを実費で注文しましたが少ししか出てこなくて、それは残念でした。お酒も頼むと結構な金額になってしまいましたが、せっかくに旅なのでお金のことばかり考えず楽しもうと気持ちを切り替えました。

添乗員さんとのコミュニケーションが一番楽しかったです。私たちの添乗員さんは40代位の男性の添乗員さんでしたが、とても一生懸命に働いているので、なるべく手をかけないように、時間通りにバスに戻るようにしていました。毎回バスに戻るたびに点呼したりして大変そうだったので。夕飯のお寿司の時も、添乗員さんは隣に座られていたので、次の日の見所や、今までの面白い話など伺いました。でも、グループの面倒をみるためにお寿司も飲み込むような感じで食べられていて、気の毒に感じましたが、それほど真剣に我々を添乗してくれていると思い、すごく心強かったのを覚えています。

要所、要所、おいしいお菓子などを紹介してくださり、お寿司だけで足りなかったお腹に、とびきりのバームクーヘンなど紹介していただき、お腹を満たしたことを思い出しました。添乗員さんとお別れするときは、夫とともにとてもさみしくなりました。バス旅のいい所は、普通の生活では出会えない人と出会い、旅行するということにあると思います。

夫は乗り物に酔いやすく、酔い止めを飲んで旅をしていたのですが、1日目を過ぎ、宿に帰ったら体調を崩してしまい、風呂にも入らず寝込んでしまいました。翌朝は7時30分にバスに乗らなくてはならないのですが、とてもバスに乗れそうな雰囲気ではなく、どうしようかとひどく心配になりました。翌日の行程には出ず、帰りの新幹線に間に合うようホテルを出たほうがいいのか、困ってしまいました。

確かにバス旅は、いろんな観光地をノンストップで巡るため、効率はいいのですが、自由時間がないため、体調が悪くなっても、とにかくバスに乗らなくてはならず、それがとても困りました。幸い夫は元気を取り戻し、バス旅行に復帰できましたが、そこが懸念点でした。こういう場合、女性の添乗員さんのほうが体調の相談はしやすいかもしれません。男性の添乗員さんには、少し言いにくい気がいたしました。あと、お子様を連れている方たちは、バスに乗り込むのがいつも遅く、出発時間が少し遅れるということがありました。団体行動の際はいつも早め早めに行動した方が良いと思いました。

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